春のタヌキ祭り2025

SPRING TANNUKI FES 2025

春のタヌキ祭り2025についてレポートいたします。

ご来場いただいたたくさんの方々、大変有難うございました。一緒の時間を共有出来て嬉しかったです。出店してくれた、ポッドキャスターとして参加してくれた、同志の皆さま、皆さまなしではイベントの活気を作ることはできませんでした。大変感謝しています。そして、縁の下の力持ちとなって運営にあたってくれたボランティアのみんな、MC、撮影クルーの仲間たち、一緒に仕事が出来てとても光栄でした。

みんなで愛おしい一日を作ることができたこと、当日までの緊張とも相まってとても深く心に刻まれました。


イベントについて言葉にして会場入り口に貼りだしました。ちょっと長いですが、ここに再掲します。結局こうあればと願っていたことが実現したと思っています。会場の皆さんが至る所でコミュニケーションをとっている姿を眺めるのはとても幸せな光景でした。


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開催にあたり


本日は【春のタヌキ祭り Spring TANNUKI Fes 2025】にご来場くださり誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。また、出展者の皆様にも多大なご協力をいただきました。改めまして感謝の意を表します。

このイベントの目的は、ランニング、アウトドア、ファッションの製品に、作り手や伝え手を通して、直接触れていただくことです。またグループや親子でのランニング、普段は声のみを届けているポッドキャストの公開収録などを通して、新たなコミュニケーションを促進できたらとも思っています。


本イベントはランニングブランドのTANNUKIがロンチする際に、多摩川の河川敷にテントを建てて、単独でポップアップを開催したことが起源となります。多くの来場はありませんでしたが、友人たちや、一早くブランドに気付いてくれたランナー達が集まってくれました。その後の5年間で、場所を移しながら徐々に仲間が増えていき、この度東京浜松町の屋内展示スペースにて、より大きい規模での開催となりました。これまでに知り合うことのできたランナーの仲間たち、ガレージブランドを営む仲間たち、シーンを一緒に盛り上げようとチャレンジしてきた仲間たちに声をかけ、錚々たる面々が集まってくれました。まさにこれまでの繋がりによって出来上がったイベントとなります。


今回の出展者に共通するのは、製品に対する愛情です。私たちも同じでよくわかるのですが、自分たちのブランドの製品というのはもうほとんど自分たちの子供と同じような感覚です。構想を描いたり、サンプルを作ったり、製品化に至るまでじっくりと育てあげます。時には、光る部分はあるもののある部分では出来があまり良くない製品なんかもいます。でもそんな特徴を含めてとても愛おしいと思っているのです。利益の最大化を目的として、利益額を逆算し、最短のリードタイムで商品企画に落とし込むようなものづくりのやり方とは全く異なる、時間をかけて育てあげた製品群にぜひ触れてみていただきたいです。そしてその製品が如何にして生み出されたのか、ぜひ作り手や伝え手から直接聞いてみていただければと思っています。


哲学者の内山節さんはこんな風に述べています。「地域、コミュニティ、自然と結ばれた暮らし、新しい共同体、これからの人間同士の関係、さまざまな文化、地域主権、参加、ボランタリーな活動。今日私たちが、これからの私たちの暮らしの指針として用いている言葉は、どれもが小さな世界を基盤にするものばかりである。」

トレイルランニングや登山などのアクティビティは自ずとその地域や自然に対しての興味を生み出します。ものを作っていると自ずとその周りに人が集まって、コミュニティが発生していきます。そんなこれからの生き方の指針となるような小さな世界の関係性がこのイベントから少しでも生まれてくれれば、こんなに嬉しいことはありません。ぜひ出展者の方、来場された隣の方に話しかけてみていただけたらと思っています。一緒に関係性を作り上げていきましょう。


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会場の雰囲気、グループランニングの様子、ポッドキャストコネクションと親子レース。一部ではありますが写真をご覧いただければと思います。


規模が大きくなりましたが、やはり今年も参加者の皆さんの率先力と責任感に助けられ、無事にイベントを開催することが出来たと思っています。

改めまして、関係者の皆さんとご来場いただいた皆さん、一緒に作り上げてくれて、嬉しかったです。楽しかったです。どうもありがとうございました。


Profile

SPRING TANNUKI FES 2025さん

ご参加ありがとうございました!